外壁チョーキング現象

外壁チョーキング
【日本一わかりやすい外壁リフォーム講座】第6回

外壁塗装でよく聞くチョーキングって?

外装リフォームで「チョーキング」というフレーズを良く耳にする方も多いかとも思いまし、すでにご存知の方も多いかとも思います。

リフォーム会社の営業や飛び込みの営業、塗装職人さんなどが外壁を指で触って白いチョークのようなものが付くことを見せてチョーキングしてますね、そろそろ塗り替えが必要ですねとよくある光景です。

 

およそ5年~10年でチョーキング現象は起こりだします。白亜化現象とも言われています。

読んで字のごとく、指でさわるとチョークの粉のようなものが付きます。はじめのうちは薄っすらとしかつきませんが、進行するとべっとりと手に付きます。雨の日なんかは少しドロっとします。

サイディングでも

外壁チョーキング外壁チョーキング


モルタルでも

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その他付帯物でも

付帯物チョーキング


樹脂塗料であれば、塗料のグレードなどによって発生年数は違えど殆どと言っていいほど起こります。

塗料別の耐久年数表にるように、フッ素樹脂など上にくほどよりチョーキングしにくくなっています。

外壁の塗膜の元である塗料は顔料と溶剤(樹脂塗料)と添加物で出来ています。

溶剤は外壁面を保護するもので、添加物はその機能を安定させるものです。

さてチョーキング現象の主役は顔料です。

顔料は色をつかさどっています。プリンターなどで顔料インクとか呼ぶのと同じです。経年の紫外線や風雨によって保護機能が劣化、分解して顔料が素肌、何もつけていない状態になってしまうようなイメージです。

粉状になって色がどんどん落ちていく状態です。色が濃いものはより色褪せや、色がまだらになって美観を損ねていきます。

チョーキング現象は外壁塗り替えのサイン、目安です。

 

チョーキングすると何がいけないの?

チョーキングが発生したから漏水するとか、お住まいがダメになってしまうとかは基本ありません。

あるのは、塗膜が劣化して、撥水、防水力も落ちてきているので苔や藻、排気ガスなどの空気中の汚れが付着しやすく目立つようになるということです。

ちなみに汚れの付着は静電気によるものです、えっと思われるかもしれませんが、塗膜が劣化すると静電気が発生しやすくもなり汚れも付きやすくなります。

またサイディングなどの場合は、シーリングの劣化とも組み合わさると基材に水分量が多くなりそれが乾燥して収縮、そしてまた水分で膨張を繰り返すことによって板が反りやすくなったりする場合もあります。

 

ここで笑い話的ブレイクを

がモルタル仕上げで色が白色の場合なんですが、築25年近く塗り替えをしていないお建物の外壁が、時々とっても綺麗に汚れ無くまさに白、ホワイトといった時があります。

これは当初はチョーキングし始めると汚れが付着して段々黒ずんで美観を損ねていくのですが、チョーキングが進み過ぎてしまうとその汚れも塗膜と一緒にチョーキングして流れたり風化してしまうのです。

通常の外壁色の白色には多少色が入っていて真っ白ではありませんが、チョーキングしすぎた色は不純物のない真っ白みたいなものです。

年数が経てばたつほどかえってどんどん白くなるという不思議なお話のひとつです。

 

何はともあれ、チョーキングは塗り替えのサインであることは確かです。しかしながら

チョーキングという一部の劣化現象だけでなく、トータルに建物を診断・点検し外装リフォームに適切な時期なのかを判断するのが一番大事です。

 

是非お気軽に建物無料診断をご相談下さい。

次回は外壁のひび割れについて、クラックといわれる現象についてです。