屋根の棟板金がちょっと心配
【日本一わかりやすい外壁リフォーム講座】第6回
前回に引き続き屋根の劣化です。
屋根の棟板金の劣化についてお話します。
屋根材の劣化とともに、それを押さえている板金部材があります。テッペンにあるのが棟板金といいます。斜めになって溝のようになっているのが谷板金といいます。これら板金はスチール素材なので、紫外線や風雨によって塗膜が色あせ、チョーキング、錆びの発生がおこります。
地震や通常の振動、風雨のよって板金を打ち付けている釘が抜け出したり、すでに無くなっていることも多くあります。
釘が無くなっても大丈夫?
板金を押さえている釘が抜け出したり、無くなったからといって部材がすぐに飛んで行ってしまったり、剥がれてしまうことはありません。ただ状態によっては危険性もあるので、まずは点検をお勧め致します。
またアンテナ支柱の下はアンテナ鉄部の錆び汁によって、錆びがより進行している場合も多いです。
板金がズレてるみたい、、
写真のように板金の一部が外れたり、反ったり、浮いたりといった状況もあります。
台風や突風や最近のゲリラ豪雨などによって板金が飛んで行ってしまう可能性もあるのでまずは点検が必要です。
また板金の繋ぎ目のシーリング材も年数と共に劣化しますので、状況によってはシーリングの打ち替え、打ち増しも必要となります。
屋根材も大事ですが屋根板金も大事です。先に述べましたように台風などによって飛んで行ってしまって、近隣の建物や人的被害を起こしては大変です。そういった確率は少ないかもしれませんがまさかを考えて対応しておく必要がります。
その為にもまずは、屋根の点検、診断をお薦め致します。
屋根点検 無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
次回からは外壁の劣化編をお届けします。